三菱ふそう スーパーグレート エアコン風量低下 エバポレーター詰まり清掃
現場でフル稼働する大型ダンプは、土埃や粉塵を常に浴び続けています。三菱ふそうスーパーグレートのエアコン風量低下でご入庫いただいたところ、やはりエバポレーターが埃でびっしり詰まっていました。過酷な環境で働く車両ならではのトラブルです。

今回作業させていただいたのはこちら、三菱ふそうスーパーグレートの大型ダンプです。ピカピカの車体からは想像できませんが、エアコンの中は……。

助手席側の足元にエアコンフィルター交換の為のアクセスパネルが付いてますのでそこを外していきます。

パネルを開けてエアコンフィルターのパネルが見えてます。これを外してエバポレーター(室内機)を確認します

エバポレーターがびっしりと埃・土埃で覆われています。これだけ詰まっていれば風が通れず、風量が落ちるのも当然です。

専用ノズルを使って高圧洗浄していきます。フィンの奥まで詰まった汚れをしっかり押し流していきます。

専用洗剤で1回目の洗浄後の排水がこちら。真っ黒な汚水が出てきました。長年積もった埃と土埃がどれだけ詰まっていたかがよくわかります。

2回目の洗浄でも、まだこれだけ汚れが出てきます。それだけ奥までしっかり詰まっていた証拠です。

水で2回すすいで、ようやく排水がきれいになってきました。洗剤成分もしっかり流し切ります。

洗浄後のエバポレーターです。フィンがくっきりと見えるようになり、目詰まりが解消されたのが一目瞭然です。


エバポレーターの洗浄が完了したら、元々付いていたプラスチック製の網フィルターを清掃のうえ戻し、今回新たに紙製のエアコンフィルターを追加して組み付けました。トラック・大型車はエアコンフィルターが紙タイプではなく網のみというケースが多く、そのままではエバポレーターに直接ゴミが入り込んでしまいます。再び目詰まりしないよう、紙フィルターを追加することで予防対策もバッチリです。組み上げ後はエアコンの吹き出し口からたっぷりの風量が出ることを確認し、嫌な臭いがないことも確かめて無事納車となりました。

